トーンから考える配色

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トーン表を参考にした配色

トーン差に注目することで、効果的な配色を行うことが出来る方法です。

色相が同じでも、トーンが違えばイメージが大きく変わることがあるため、これを上手に利用します。

参考とするPCCSトーン分類表は、明度を縦方向・彩度を横方向に表し、無彩色を左側に並べた形になっています。

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トーン同士の位置が近いほど共通性があり、遠いほど対照的な色合いであることが分かりますね。

この性質を理解することで、トーンを中心とした効果的な配色を行うことが出来ます。

主なトーン配色は3種類あり、定義・イメージは以下のようになります。

 

同一トーン配色

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同じトーンの中で色を組み合わせる配色です。

例えばb(ブライト)ならb同士、dk(ダーク)ならdk同士で組み合わせ、色相番号は問いません。

同じトーン同士の組み合わせなので、明度・彩度が同じでまとまり感があります。

低彩度のトーン同士を組み合わせると、よりまとまり感のある配色になります。

 

類似トーン配色

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トーン分類表で隣り合う色同士を組み合わせる配色です。

縦・横・斜めのどの方向でも、隣り合っていればこの配色に当たります。

トーンが縦に並ぶ場合は彩度・横に並ぶ場合は明度が類似した配色に、斜めの場合は明度・彩度共に若干差がある配色になります。

近いトーン同士の配色なのでまとまりやすく、かつ若干の変化をつけることが出来る配色です。

 

対照トーン配色

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トーン分類表で離れた位置にあるトーン同士を組み合わせる配色です。

縦・横・斜めのどの方向でも、離れた場所に位置したトーン同士であればこの配色に当たります。

トーンが縦に離れた場合は彩度・横に離れた場合は明度が対照的な配色に、斜めの場合は明度・彩度共に対照的な配色になります。

トーンの特徴が大きく違うため、メリハリやコントラストのある配色になります。

 

☆豆知識 〜PCCSってなに?〜

Blanc-Pointillustration_F01色の勉強をしていると「PCCS」という言葉が頻繁に出てきますが、そもそもPCCSって?と思った方も多いのでは。

PCCSとは「日本色研配色体系 Practical Color Co-ordinate System」の略称で、色彩調和を主な目的としたカラーシステムのことを言います。

1964年に(財)日本色彩研究所が「明度と彩度をトーンという概念でまとめ、色相とトーンで表示する」と発表しました。

これを試験などで問われることはありませんが、何度も出てくる言葉だけに、知るとスッキリ!ですよね。 

 

Point

トーンから考える配色の主なものには「同一トーン配色」「類似トーン配色」「対照トーン配色」があり

トーンが近いほど共通性のあるまとまった配色に、トーンが離れるほどコントラストやメリハリのある配色になります。

いずれの配色も色相番号は問いません。

同じ色でもトーンが違うとイメージが大きく変わることがあるので、トーン差を利用して効果的な配色を行うことが出来ます。

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2016-03-18 | Posted in 色の基本知識Comments Closed 

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