パーソナルカラー

12シーズンや16シーズン?より細分化されたパーソナルカラー診断とは

 

もう4シーズンだけではない?

パーソナルカラーと言えば、春(Spring)・夏(Summer)・秋(Autumn)・冬(Winter)の4シーズン診断が一般的でしたが

現在では12シーズンや16シーズンなど、より細分化した診断が出てきています。

それだけ色への研究が進み、パーソナルカラーが普及してきたと言うことです。

では、シーズンが増えるとはどういうことで、そんなメリットがあるのでしょうか?

 

シーズンが増える とは?

パーソナルカラーの基本のシーズンは、四季の4つ(春・夏・秋・冬)です。

12タイプや16タイプと数が増えているのは、例えば春(Spring)の中で ①淡い春の色・②鮮やかな春の色・③より暖かい春の色…というように、多くは基本の4シーズンを細分化しているのです。※1

上のように、春の特徴(イエローベース・高〜中明度・清色)を持った色ばかりですが、トーンやベースの強みでより細かくグループ分けをしています。

同じ春の色でも、①・②・③では少しずつイメージが違いますよね。

この方法だと 春夏秋冬の4シーズン×3種類ずつ=12シーズン、と言うことになります。

 

シーズンが増えるメリット

4シーズン診断の場合、当然ですが4つの中から似合う色のグループを探しますので、すべての人を4種類に分けることになります。

そして12シーズンなら12種類に、16シーズンなら16種類に分けます。

たくさん種類があり、色がより細かく特徴分けされている方が、ひとりひとりに合った色のグループが見つけやすいのは明確なのです。

そしてもうひとつ、そのシーズンの代表的な色がベストでは無い場合に生じる、矛盾やなんだかしっくりこないと言った問題を解決できます。

 

例えば、夏(Summer)の色の特徴は「ブルーベース・高〜中明度・濁色」ですが、濁色でもいいけれど清色の方が似合うというタイプの人もいます。

この場合、4シーズン診断ではSummerとなりますが、Summerの代表的な色を身につけると、悪くは無いけれどなんだかしっくりこない、少し地味では?となりがちです。

そこで細分化して ①淡い夏の色・②代表的な夏の色・③明るい夏の色 とした場合

③の明るい夏の色 がぴったり合うことになります。

このように、細分化され選択肢が増えると、ぴったり合う色のグループが見つかりやすく、矛盾が生じにくくなるのです。

 

診断方法は?

基本的には普通のパーソナルカラー診断と同じ方法ですが、より似合う色を見つけるため、基本のシーズンが分かった後にたくさんの色のドレープをあてたり、色を試してみる場合が多いです。

そのため診断時間は長くなりますが、納得できる結果が得やすいので※2 じっくりと診断したい方や、過去の診断で納得がいかなかった方などにおすすめです。

 

 

☆すこし注釈

Blanc-Pointillustration_F01※1…シーズンの細分化方法はさまざまです。

ここでは一般的な方法を紹介していますが、違う方法で細分化しているところもありますので、ご了承ください。

 

※2…パーソナルカラー診断は人が行うため、結果の満足度や内容の善し悪しはカラーアナリスト(診断する人)によるところが大きい、というのが現実です。

アナリストとの相性もありますので、自分にあったカラー診断ができるといいですね。

 

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