高明度と低明度

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色の特徴を利用する

色相・明度・彩度の差を利用すると「色でイメージを作る」ことが出来ます。

暖かそうな色と涼しそうな色・優しそうな色と強そうな色…そんな色のイメージの差は、どこから生まれるのでしょうか?

これを理解すれば、配色と色使いの基本が身につきます。

 

▷暖色と寒色・進出色と後退色

▷高明度と低明度

▷清色と濁色

 

明るい色と暗い色

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明るい色を「高明度色」、暗い色を「低明度色」と言いますが、上はその高明度・低明度ごとにまとめた配色です。

色相の違いがあっても、同じような明度で揃えると、自然とまとまった配色が出来上がります。

また、高明度の方はソフトで優しい印象に、低明度は強く落ち着いた印象に見えませんか?

色の明度の差は、明暗の差だけでは無く、強さ・堅さ・重さなどの印象を変えます。

 

軽い色と重い色

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こちらは同じ鞄のイラストですが、下の黒い鞄の方が重そうに見えませんか?

見た目の重量感には明度が関係していて、明度が高いほど軽そうに見え、明度が低いほど重そうに見えるという特徴があります。

つまり軽く・軽やかな印象に見せたい時は白やパステルカラーなどの明度の高い色を、重く重厚感あるように見せたい時は黒など明度の低い色を用いると効果的です。

もっとも明度の差が大きい黒と白では、黒の方が2倍重く感じるというデータもあるほどです。

 

また、白いバッグの方が少し大きく見えませんか?

これも明度の差によるもので、明度が高いほどものが大きく膨張して見えるため「膨張色」と言い、明度が低い色は小さく収縮して見えるため「収縮色」と言います。

黒い服の方が痩せて見えるというのは、ここからきているんですね。

 

柔らかい色と堅い色

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明度の差は、ものの感触の差にもつながります。

同じリボンでも上の淡いグレーとピンクの方が、より柔らかそうに見えませんか?

明度が高いほどものは柔らかそうに見え、明度が低いほど堅そうに見えます。

この感じ方の差を利用して、ベビー用品や可愛さを出したい商品には明度の高い色・工業用品や男性向けの商品などの堅くしっかり見せたいものには、明度の低い色が多く使われています。

 

☆豆知識 〜引っ越し屋の段ボールが白いわけ〜

Blanc-Pointillustration_F01引っ越し屋の段ボール、昔は薄茶色でしたが、最近白の段ボールを用いるところが増えてきましたね。

これはまさに明度差を利用した例で、白い段ボールの方が軽く感じるため、荷物を多く運ぶことが出来るからだそうです。

少しでも軽く感じる方が効率が上がり、体への負担も軽くて済むそう。

私たちも、重い荷物は明るい色の鞄に入れて持ち運ぶと良いかも知れませんね。

 

Point

明度の差は様々な差につながり、身近なシーンでもたくさん活用されています。

明るい色を「高明度色」と言い、柔らかさや優しさ・軽さなどをイメージさせ、ものを大きく膨張させて見せます(膨張色

暗い色は「低明度色」と言い、堅さや強さ・重さなどをイメージさせ、ものを小さく収縮させて見せます(収縮色

また、色相の違いがあっても、同じような明度で揃えるとまとまりのある配色が出来上がります。

 

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2016-03-13 | Posted in 色の基本知識Comments Closed 

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