かのマリリン・モンローも愛したという赤ですが、実はモテ効果があると言うことが科学的に証明されています。
今回は異性に効くモテ色『赤』の効果を紹介します。
赤は女性の魅力をアップする色
サンダーランド大学上級講師のダニエル・ファレリー博士によれば、男らしい人ほど赤を好むのだそう。
73名の男性で実験したところ、男性ホルモンである「テストステロン」の値が高い人ほど赤色を好むことがわかりました。
このテストステロンは、ひと言で言えば男性らしさを強めるホルモンであり、つまりテストステロンの分泌が多いほど"男らしい"と言うこと。
赤色はテストステロンを刺激するため、男性に対し、赤色を身につけた女性がより魅力的に映るということです。
出典: heritager.com
男性も魅力的に見せる?!赤の効果
アメリカのロチェスター大学の心理学者アンドリュー・エリオット教授の研究によると、女性から見て、赤い服を着用した男性はより魅力的だと判断されるそう。
実験では、同じ男性が赤や青など様々な色のシャツを着た写真を見せ、女性にどちらがより魅力的に見えるかを調査したところ
女性たちは赤シャツを着た男性を「ステータスが高く、出世しそうで収入も多そうだ」と認識したのです。
男性が赤を身につけると、テストステロン値が上昇します。これにより、男らしさが増し、女性にとってより魅力的に映ると言うことですね。
出典:yakudatu.tokyo
そもそもテストステロンってそんなに凄いの?!
ここまで何度も登場するテストステロン、何者?!と思った方のために少しだけ解説を。
先にも書きましたが、テストステロンは"男性らしさ"の象徴であり、これが多いことにより、具体的に2つの効果があります。
1.テストステロンの匂いそのものが女性を引きつける
→遺伝子レベルの話であり、いわるゆ"フェロモン"と呼ばれる物の分泌が増えるということ。
2.性格や顔つきが男っぽく、好戦的になる
→スポーツ選手などがモテるのは、テストステロンの分泌が多いからだとも言われます。
つまりテストステロンが多そうな男性に対し、女性は本能的に魅力を感じやすい(いい遺伝子を持っていると判断しやすい)ということ。
もちろん、全ての男女が当てはまるわけではありませんし、逆に言えばテストステロン値が低い男性は、穏やかで優しそうな・中性的な人が多いと言うこと。
どちらが良い・悪いではありませんが、一般的に女性らしい女性・男性らしい男性が好まれやすいということです。
勝負の時に!アクセントカラーとして赤は映える
色がもつ視覚効果を日常に活かしている例として「パワー・タイ」という言葉をご存知でしょうか。
これは赤色のネクタイのことを指し、「ここぞ!」という勝負時に強さやリーダーシップを示すことができます。
政治家の選挙はじめ、演説でもよく見かけますね。最近はビジネスマンで実践している方も増えているようです。
出典:ameblo.jp
今日のポイント
赤は男性でも女性でも、魅力をアップしてくれる色。
ただしとても強い色なので、毎日使うと自分も見ている方も疲れてしまったり、強そうな印象を与えすぎてしまう事も。
大事な場面で使用したり、アクセントカラーとして、上手に取り入れたいですね。
仕事も恋愛も、ここぞ!というシーンに、赤を活用して魅力アップしてみてはいかがでしょうか。