ハイゲージニットとローゲージニット・似合うのはどっち?
前回ニットの違いについてお話しさせていただきましたが、今回は自分に似合うのはどちらか?を見ていきましょう。
ハイゲージニットとローゲージニット、着たときの決定的な違いはボディラインの出かたです。
つまり、ボディライン・体つきや骨格の特徴によってどちらが似合うかが変わってきますので、2つのニットがどのような人に似合うのかを紹介します。
ハイゲージニットが似合う人
ハイゲージは薄手〜普通程度の厚みのものが多く、ボディラインが出やすいと言えます。
大きめのサイズを選んでも、なめらかに体に沿う感じです。
体のラインに沿うので、バスト・ウエスト・ヒップの凹凸がある体型の方によく似合います(肉付きが良い悪いではなく、ぽっちゃりでも痩せ形でも、バスト・ウエスト・ヒップの差がある体型、と考えてください)
基本的にがっちり・ゴツゴツした体型・骨格の方よりも、曲線的で女性らしいボディラインの方が似合いやすいです。
また、骨太・特に肩の骨がしっかりしている方の場合、薄いニットを選ぶと”骨感”が出てしまうため、ある程度厚みのあるものを選ぶといいでしょう。
ローゲージニットが似合う人
こちらは先ほどと逆で、体の凹凸が少ない人に良く似合います。
厚みがあり肩で服を支えて着る感じになりますので、肩幅がある人やしっかりした骨格の方こそ着こなすことが出来ます(こちらも肉付きではなく、痩せていても骨格がしっかりしている方は当てはまります。いわゆる骨太さんですね)
ローゲージニットは体からふんわり浮くので、胸の大きな方・胸板の厚い方などは太って見えやすくなります。
また、かなり華奢な方の場合”着られている感”が出てしまいますので、その場合はなるべく柔らかい素材を使ったものを選ぶと◎
ニットにゆるくボリュームがある分、ボトムはすっきりスリムなデザインにすると、バランスが取りやすくなります。
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とても簡単に書かせて頂きましたが、このように洋服それぞれが持つ印象をベストに着こなすには、自分の体型や骨格を知ることが大事です。
太っている・痩せているではなく、骨格・体のラインがとても重要。
上の内容を参考に、自分のカラダに似合うニットを見つけてみてくださいね。