色の雑学

雨の日と色の関係~もっと色が欲しくなる vol.1~

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午前中まで雨だった神戸ですが、午後からやっと晴れ間が広がりました。

本日は『雨の日と色の関係~もっと色が欲しくなる vol.1~』をお届けいたします。

 

前回の記事では、雨の日は憂鬱な気分に連動して、グレーの服を着る人が多くなることを書きましたが

実はNG!本当は雨の日こそ、体が色を欲しているのです。

 

なぜ?雨の日に体に色が必要なわけ

私たちが晴れの日に外に出ると、太陽の光を浴びることが出来ますよね。

無色透明に見える太陽の光、実は下の画像のような、7色の光の帯なんです。

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赤・橙・黄・緑・青・藍・青紫。

私たちは太陽の光を浴びることで、無意識のうちに、これだけの色を体に浴びて生活しています。

ですので、雨の日が続く=太陽光を満足に浴びない日が続く=色を浴びない日が続くため

体は無意識のうちに、色を欲しているのです。

 

光と色が関係する、雨の日に憂鬱な気分になる理由

雨の日が続くと、何だかどんよりした、憂鬱な気持ちになりがちな人も多いはず。

それは光・色を満足に浴びられないことと密接に関係しています。

まず光という明るいものが満足に見えず、空も景色も曇った世界になってしまい、文字通り気分が晴れないこと。

そして、色の効果を肌から吸収できないこと。

 

色は目で見て認識するだけでは無く、肌からも吸収され、私たちの体に色々な変化・効果をもたらします

ある実験では、目隠しをした被験者に一面赤い壁の部屋・青い壁の部屋に入ってもらうと

赤い部屋では心拍・体温が上がり、血流が増え興奮状態

青い部屋では心拍・体温が下がり、血流が減り鎮静状態になったという結果が出ています。

目隠しをし、目で見えない状況でも、色の効果は現れると言うこと。

 

つまり、日々色を浴び、体に色の影響を受けている私たちにとって

太陽光が満足に浴びれない雨の日が続くことで、何らかの不調や変化を感じてもおかしくないのです。

 

 

いかがでしょう、太陽光と色と体の関係、少し興味がわいてきませんか?

 

次回はいよいよ、気になる色を浴びることのメリット・体の変化が分かる

『雨の日と色の関係~もっと色が欲しくなる vol.2~』をお届けいたします♪