カラーセラピーとスピリチュアルの違い ~色は化学~

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前回カラーセラピーの魅力とメリット』をお伝えしましたが、今回は『カラーセラピーとスピリチュアルの違い』をお届けします。

カラーセラピーってどういう根拠があるの?占い?と思われている方へ、一緒に色の世界の根拠を見ていきましょう!

 

スピリチュアル・占いとは

すでに一般的になってきている『スピリチュアル』という言葉ですが、Wikipediaによると

スピリチュアル(英: spiritual)はラテン語の spiritusに由来する言葉で、宗教的・精神的な物事、教会に関する事柄、または、神の、聖霊の、霊の、魂の、精神の、超自然的な、神聖な、教会の、などを意味する。元々キリスト教に関する言葉で、複数の意味がある。

スピリチュアル (現代日本):現代の日本では「スピリチュアリティ」(霊性)と「スピリチュアリズム」(心霊主義)を柱とする物事を広く指す。

とのこと、元々は宗教的なものですが、現代日本では霊性や精神世界的として捉えられていますね。

また、占いは"統計学"です。

先人が膨大な人数の話・行動・人間性等を見たり聞いたりする中で積み上げられてきた統計を元に、ある一定の定義を作り出し、答えを導くもの。

沢山の人(サンプル)があれば、ある一定の傾向が出ることは当然。時代ごとに占いの方法や内容は変化(進化)していますが、占い自体は統計学なのです。

よくカラーセラピーの話をすると「未来が見えるんですか?」と言ったような質問を頂きますが、それはスピリチュアルの世界に近いことであり、カラーセラピーは全く別物。

カラーセラピストに、未来やあなたの部屋は見えませんのでご安心下さいね。

 

カラーセラピーで心身の状態や、深層心理が分かるのはなぜ?

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ではなぜ、カラーセラピーで自分の状態が分かったり、深層心理が見えたりするのでしょうか?

その要因の一部を見ていきましょう。

1.色は匂いと同じ部分に記憶されるため

例えば東北大学大学院生命科学研究科の谷本拓教授 (脳機能解析構築学講座) らの研究 グループは

色の記憶は脳内で、匂いの記憶と同様の細胞ネットワ ークによって処理されることを発見しました(中略)

私たちは印象に残るデザートの味、香りは長く覚えています。また寿司で食あたり した場合、その後「体が覚えていて」寿司が食べられなくなるだけでなく、関連する刺 し身や生魚の匂いのする食べ物全般が食べられなくなることもあります。

つまり私たち の脳はポジティブな経験(報酬)やネガティブな経験(罰)をその時の感覚情報と結び つけて記憶するのです。

との研究結果を発表しており、つまり色も匂いと同じように記憶・結び付けがなされるため、様々な出来事(経験)や感情と色は結びつけて記憶されているということ。

その為、色を見ることにより、その色を選んでいた時の心理・心身の状態を知ることができ、結果的に過去の自分が分かったり、現在の自分に至る要因が見えてきたりするのです。

 

2.色は理性を介さない・介しづらいため

人は何かを行う時・発言をする時・選ぶ時など、ほとんどの場合、理性と建前が働きます。

特に大人になり、社会に出るほどその傾向は強くなり、他人からこう見られたい・こう見られるべきだ・こう見られた方が得だ、とのある種の計算が自身の行動を変える事さえあります。

そのため普通に話していても、なかなか本音が前に出てこない物なのですが、色は理性を介しづらい(※この理由は項目3へ)ため、本音や思っていることが素直に表れると言われています。

その為、選ぶ色や気になる色によりその時の状態や深層心理・本音を知ることが出来るのです。

 

3.人は色と共に生きているため、無意識に身体が反応を示す

何度か紹介していますが、私たちが日ごろ目にしている太陽の光は無色透明では無く、スペクトルという色の帯を持っており、私たちは毎日7色の光を浴びながら生活をしています

また、人の体にはチャクラと呼ばれるパワースポットがありますが、これらにも色があります。

日常生活にも色が溢れています。健常者であれば、白黒しか見なかった、なんて日はありませんよね?

このように、私たちは意識をしなくとも色に囲まれ・身体に感じながら生きているため、色が足りなくなる・必要と判断すると身体が勝手に補おうとします

疲れている時は緑色が足りていない・緑色の効果を欲している状態なので、緑色・癒しを求めるのです。

このように身体が正直に反応するため、理性を介しづらく、自身の状態を読み取ることが出来るという訳なのです。

 

つまり、色は化学だということ

ここまででお分かり頂けたと思いますが、色はスピリチュアルでも占いでもありません。化学なのです。

カラーセラピーは色彩療法ですが、実際の医療現場でもカラーセラピーは導入されていますし、カラーボールを使った治療法(症状に合わせた色の光を浴び、症状を改善に向かわせる療法)も研究が進んでいます。

色により脈拍が変化したり、時間の感じ方に差が出ることも立証されており、有名な話。

人が色と生きているからこそ、身体に・心に効果が表れ、素直な自分を見ることが出来る。

カラーセラピーはそんな色の力を借りて、自分を知り、より良い方向に導くためのものなのです。

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今日のポイント

カラーセラピーは、スピリチュアルでも占いでも無く、化学と研究に基づいた色彩療法。

私たちが色と生きているからこそ、身体にも心にも効果が表れるのです。

自分を知り・毎日に色を活かせるようになるカラーセラピー、気軽に楽しんでみてはいかがでしょうか。

(※念のため記載しますが、私は占いやスピリチュアル否定派ではありません。どちらも適度に楽しんだり、コミュニケーションツールの一つとして使用する分にはいいものだと思っていますが、あくまでカラーセラピーとは別物だというお話でした)

 
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2015-07-13 | Posted in 色彩心理・カラーセラピーComments Closed 

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